…悪より冷酷で、家族を愛する。朝陽を楽しみつつな。
モンタナ州。色々トラブル続きのダットン家…家長ジョン・ダットンが家畜協会理事を引退、次男ジェイミーにその地位を譲った。娘ベスが土地拡張の投資を続けるなか、「プロビデンスホスピタリティ」がライバルとして出現する。イエローストーン付近の土地を買い占めリゾート開発を計画しているのだ。三男ケイシーは妻ケイトと息子テイトを伴いイエローストーンで同居。カウボーイたちのサマーキャンプに参加し父ジョンとの良好関係を築くが、一方でジェイミーが家畜協会エージェントの過剰暴行問題に巻き込まれ、ベスがリゾート用空港の建設を目論む巨大ファンド「マーケットエクイティーズ」総帥ロアークと対立することに…
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牧場主ウェイド・モローがバッファローをイエローストーンの近くに放ち始めた。リゾート会社に雇われて観光客用に飼育しているようだが、あからさまなダットン家への嫌がらせだ。ベスはリップとの結婚を決意し、父ジョンはそれを認めた。一方ジェイミーは、牧場の弁護士権手続きの過程で自分が養子であることを知り、ケイシーは牧場から盗まれた子牛を探しに出かけ、銃撃戦に巻き込まれてしまう。
「イエローストーン シーズン3」
序盤は割とのどかなキャンプ編。ジョンと孫テイトのふれあいが素敵でしたなぁ。しかし空港建設場所がイエローストーンそのものだと判明してからは急展開、ジェイミーの小狡い隠蔽工作も後々尾を引きそうで…とにかく、ダットン家最大の危機であることは確か。ベスとリップのロマンスに、俺みたいな男もグッときます。ベスとジェイミーの過去が描かれる5話は、なるほど腑に落ちる感じ。だから2人は仲悪いんだなと。
後半は、土地を手放すかどうかの瀬戸際を迎えるイエローストーンのドラマ。ジェイミー出生の秘密、モニカのレイプ未遂、そしてモローとの決定的対決……トラブルばかりで安らぐことのないダットン家。ラスト2話はかなり強烈。法律ではなく西部の法に従って生きるダットン家の男たち。ダントツにコスナー演じる家長ジョンがカッコいいんだけど、ケイシーもリップも渋くて最高。ラストは予想外の展開でクリフハンガーなんだけど、シーズン4もいずれはU-NEXTでやると信じて…
