ドラマ視聴後に原作も読んだけれど、個人的にはドラマの方が好きかなあ。
武内さんが極悪非道な殺人鬼というのは大前提としてあるのだけれど、この作品を見るとどうしても「異常、怖い、サイコパス」といったことよりも踏み込んだ部分について考えてしまう。現実の事件が対象だったらあまりに不謹慎な考えになってしまうなあと思いつつ。
彼が生きている世界はきっと周りが生きている世界とは違いすぎて、その歪に痛めつけられることで彼はいろいろな残虐行為に走るんだろうなあと思うと何ともやるせない部分もある。
ドラマ版の結末は、彼が自分の生きている世界から抜け出して周りとともに歩んでいくための唯一の手段だったのかな〜と思っています。
とにかくユースケさんハマり役でした。
あとバウムクーヘン、『あなたの隣に誰かいる』の終わりの方に何かのシーンで出てきた覚えがあるのだけど、ユースケつながりでなんだか気にかかってしまった(笑)