ジーナ

ブラック・ミラー シーズン1のジーナのレビュー・感想・評価

ブラック・ミラー シーズン1(2011年製作のドラマ)
4.5
なにこれ、めちゃくちゃ面白いではないですか!!!
世にも奇妙な物語が好きな人にはうってつけの傑作ドラマでした。

1話目は誘拐された姫の解放の条件としてイギリス首相へ犯人からとんでもない要求がされる・・・。
この要求というのがモラル的にも常識的にも逸脱していて、コメディならあり得そうなのにシリアスなドラマでやっちゃうもんだから胸が苦しくなる。
追い詰められていく首相を他所にTwitterやニュースの間はどんどん賑わっていく...
マスコミへの風刺も効いた怪作。

2話目は管理社会への風刺か。
封鎖された空間(工場?)が舞台で、至る所に液晶画面が張り巡らされ、各自アバターを持っている。
そこでは若者達が自転車発電で電子マネーを稼ぎ、アバターの着せ替えや下らない番組の視聴を興じる。
しかし、オーディション番組に合格すると華やかな世界が待っている!はずだった...
芸能界って所詮はこんなものかと思わされる。
しかし、あの清純なヒロインが焦燥して追い詰められていく姿は不謹慎ながらこうふしてしまった。。。
あの場にいたら自分もDo it! Do it!って叫びそうだ。

3話目は記憶の再生が自由に出来る世界が舞台。
その記憶再生がきっかけに妻の過去の交際相手への嫉妬が爆発して思わぬ展開に・・・

全てに共通してるのはSEXが絡んでること。
性というのは人間達にとって切っても切り離せぬ欲なのだろう。
どれもこれも完成度が高くて、日本のドラマが100歩後ろにいる感じ。
また、救いが無いのも御涙頂戴に頼らなくて大好き。