しょーご

ブラック・ミラー シーズン1のしょーごのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ミラー シーズン1(2011年製作のドラマ)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

今より少し便利になった社会で、起きることをドラマにした感じ。超社会風刺で尖ってて好きだった。
どれも、ハッピーエンドではないし、見ていると自分にも当てはまりそうなことが多くてグサッとくる作品。

1話:「国家」
イギリス王妃が拉致され、条件として首相と豚との性行為を提示される。ネットにおいて、人々が関心を惹くネタや情報の多くは当事者にとって想像以上のダメージがあり、見ている側にはその背景まで理解できていないことを痛感させられる。

2話:「1500万メリット」
超管理社会において、本物を探す主人公の話。すべてが無機質でデータ化され実感あるものは少なくなってしまった世界で、本物を探す。ラストはすごくかなしかった。

3話:「人生の軌跡のすべて」
記憶を保存できるようになった世界。耳の後ろに埋め込まれたチップによって記憶が保存できるようになる。過去に囚われすぎて、今を見ることができなくなってしまう姿は悲しくて虚しかった。アイデアはめちゃくちゃ便利で豊かになりそうだけど、これを見ると実現して欲しくなくなった。



【2021/02/10】
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