Kenta

ブラック・ミラー シーズン2のKentaのレビュー・感想・評価

4.6
引き続きシーズン1から鑑賞。
全シーズンと同様にエピソード毎に内容が異なるため、別個にレビューをまとめようと思います。

EP1 『ずっと側にいて』
ずっと愛していたパートナーのアッシュを突如失ってしまったマーサ。彼女が葬式に行くと、友人に変なサービスを勧められる。不謹慎だからやめてくれと言うものの、勝手に登録されてしまいなんだかんだ旦那ロスで気になってしまい、手を出す。内容は、AIが亡き人のSNSから口癖や言動を真似てチャットできるというものだった。マーサはそのハイテクさに魅了され、どんどんとそのサービスにのめり込むのだった…。

このEPの設定は、正直映画好きな人たちなら大体見るような設定。初めのうちは、ステキな話でキズは癒えていくかのように思えたが、『ブラックミラー』なのでまぁそううまくいかず。コピーはオリジナルには勝てない。AIネタならよくある話ですけどこれも同様でした。ラストは少し複雑。


EP2 『シロクマ』
主人公は突然目を覚ます。ある家の一室で、自殺を図った痕跡がある。周りはとても静かで物音すらない。なぜ、こんなことになっているかは彼女は覚えてすらなかった。
手がかりはいくつか家で手に入ったものの、何もわからないため外に出るが、たくさんの人が彼女にスマホを向け撮影をし続ける。対話すらしてくれない。そんな中を逃げ惑う彼女の前に唯一コミュニケーションの取れる女性が現れる。この世界はどうなってるのか、そして「シロクマ」の意味するものとは…。

歴代の作品の中で一番好きな設定だったかもしれない。オチまで秀逸、とても面白かった。なんといっても今までにない40分という短さ。不穏な空気で展開し、先が気になって仕方がないのでサクッと観れちゃいます。不気味さが好きな方ならこのEPだけでもオススメしたいです。


EP3 『時のクマ、ウォルドー』
テレビで大人気の毒舌キャラクターのクマ、ウォルドー。人気が故に、選挙に出馬してしまうのだが、これがなんと大衆ウケがいいことに政治界でも人気を博する。
しかし、クマの中身のジェイミーは根っからの政治無関心者。結局は政治に毒を吐き、大衆の人気を得るだけのキャラにウンザリしてしまうのだった…。

一番なんとも言えないエピソードでした。特に面白い展開もオチもなく、淡々と進行していきそのままエンドへ。今までが良すぎたため、尚更コメントを残し辛くなってしまった。


EP4 『ホワイト・クリスマス』
ある部屋に二人の男性がいる。彼らはマシューとジョー。もう長らく関係は続いてはいるが、お互いに気が合わないような感じだ。そんな今日はクリスマス。マシューはせっかくだしたまには話そうとジョーに話を始める。
内容は、マシューが"Z眼"の機能を通して散々な経験をしてきたこと、"Cookie"の経験なども話した。
そこで、マシューの嫌な過去について無口で聞いていたジョーは、マシューに心を開き自分の思い出したくない過去を語り始めるのだった…。

なかなかブラックな話でした。相変わらず近未来な感じで、近い将来全然ありえるようなもので。"Cookie"なんてどこかで見たような気もするようなモノでしたし。
まさかのラストへの持ち込み方も衝撃。結構楽しめた。この世界でのブロックは強烈ですね。SNSを皮肉ってるのもまた良い。