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ブラック・ミラー シーズン3のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ブラック・ミラー シーズン3(2013年製作のドラマ)
4.7
発達し過ぎたテクノロジーが見せる奇妙な世界をテーマにしたサスペンスドラマシリーズ第3作。
エピソード1「ランク社会」。
全ての人がSNSなどの他人からの評価でランクづけされる社会。セレブに憧れるレイシーは、セレブ向けの住宅への引っ越しのために、友人のナオミの結婚式での友人代表スピーチでセレブの参加者を感動させて、高評価を得ようと張り切る。
エピソード2「拡張現実ゲーム」。
バックパッカーとして世界を旅するクーパーは、所持金がなくなりサイトウ・ゲームの求人広告に応募する。そのゲームは、拡張現実システムを利用したゲームだった。
エピソード3「秘密」。
ケニーは、ノートパソコンをハッキングされ、自分の恥ずかしい動画をネタに脅迫される。
エピソード4「サン・ジュニペロ」。
ケリーとヨーキーは、1987年のサン・ジュニペロで出会った。二人は惹かれ合い共に過ごすようになるが、ヨーキーには、現実世界で問題を抱えていた。
エピソード5「虫けら掃討作戦」。
兵士のストライプは、「虫けら」掃討作戦に初参加する。「虫けら」は、人類を滅亡させる危険をはらんだモンスター。ある屋敷で「虫けら」を匿っているという通報を受けて、屋敷を攻撃するが、ストライプに奇妙なことが起こり始める。
エピソード6「殺意の追跡」。
世間からバッシングを受けた記事を書いたパワーズ記者が、殺害された。カリン・バーグ刑事とブルー・コートリン刑事が、捜査を開始する。その中で、あるハッシュタグを使った不人気投票が、浮上する。
シーズン3は、より身近なハイテクノロジーによる恐怖が描かれている。
インスタ映えやユーチューバーや「いいね」欲しさにソーシャルメディアにハマる落とし穴を風刺したエピソード1、VRゲームが与える危険をホラーサスペンス風に描いたエピソード2、エイリアン侵略ものかと思ったら兵士の洗脳をテーマにしたサスペンスというエピソード5、ネット炎上と加熱する憎悪をヒッチコックの「鳥」ハイテクノロジー版という感じで描かれたエピソード6と、より身近なハイテクノロジーの怖さを描いたエピソードが多かった。
エピソード4での女性同士の純愛。死生観を描いたエピソードは、キュンキュンさせられたし、悔いのない生き方を考えさせられた。
ベリンダ・カーライルの曲、懐かしいし、このエピソードで、より好きになった。
身近なハイテクノロジーの怖さを描いたシーズン3。