このレビューはネタバレを含みます
面白すぎて毎日一本ずつ観たくなる～。６つともオリジナリティ溢れる素晴らしい作品！今回は「SNS｣がテーマの物が多かった。
「ランク社会｣はなんとブライスダラスハワード！見ていて苦しくなるほど痛々しい！特に結婚式のシーンは辛すぎる…全てを失ってからやっと、留置所でスッキリするシーンは秀逸！
「拡張現実ゲーム｣はバイオハザードみたいな洋館がいい。プログラマーは日本人だし、展開はワクワクした。でも、もっと深層心理の恐ろしい所まで引き出して欲しかったな。
「サンジュニペロ｣のエミー賞受賞は納得。80年代から始まり、二人のすれ違いを見せながらこの町の秘密がわかってくる。設定がリアルだから「この町では何をしても死なないのかな｣「住人どうしでトラブルはないのかな｣とか考えてしまった。シーズン2の「ホワイトクリスマス｣みたいに実際は数１０分しか経ってなかったりして…
「秘密｣は、ただただ救われない話。主人公はあんな目に遭わされたのに、犯人はじめから秘密をばらまくつもりだったのか？ラストのあの顔はネットでよく見るけど、ホンマにムカつく。
「虫けら掃討｣は、はじめはゾンビ映画みたいな話かと思ったら…相当エゲツナイ。相手のことを「人間ではない｣と思えないと殺すことはできない。戦時下の洗脳を上手く表現してるな。でも、途中で入る恋人？のエロ妄想はいらない。どうせなら「恋人が虫けらに見えてしまう｣くらいの衝撃が欲しかったな。
「殺意の追跡｣は、今シーズンベスト。SNS殺人のサスペンスと思いきや…犯人を追い詰めていたはずなのに、逆に思惑通りに操られて凄まじいジェノサイドに…！わかった瞬間はトリハダ立ったわ。ミツバチマシーンの群れがヒッチコックみたい！
