Ojigi

ブラック・ミラー シーズン3のOjigiのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ミラー シーズン3(2013年製作のドラマ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

エピソード数が倍になり、更に良作が多かった。

第一話 「ランク社会」☆4.0
人の評価を気にするSNS社会を極端にしたような世界。最初は主人公が痛々しかったけど、最後はスカッとして良かった。
パステルカラーで統一された色味がこの世界の作り物感を増していた。
胸糞度 ★1.0

第二話 「拡張現実ゲーム」☆3.9
ちょっとトータル・リコールっぽい。何が現実か分からなくなる話。話が何度もひっくり返ってドキドキした。
自分の脳が見せるものってめちゃくちゃ怖いと思う。寝てる時に見る夢も、自分の深層心理にある絶妙に嫌なものを見せてくるもんな。ゲーム会社の社長が日本人。
胸糞度 ★3.5

第三話 「秘密」☆3.3
とことん救いの無い話だった。主人公の役割がやたら重い。追い詰められる演技が上手いのもあって、何度も中断したくらい見ていてストレス度が高かった。
最初のシーンは伏線だったのか。
仕掛けた側が一貫して高みの見物なのが胸糞。
胸糞度 ★4.5

第四話「サン・ジュニペロ」☆4.0
このシリーズには珍しく胸糞じゃない話。しかも百合。大枠の設定は「アップロード」というドラマと同じ。
幸せな気持ちになれてよかった。二人とも可愛い。
様々な年代のファッション、音楽を楽しめるのもgood。
胸糞度★0.0

第五話 「虫けら掃討作戦」☆3.7
アパルトヘイトを想起させるような内容。幸せな幻想を見続けたとして、果たしてそれは幸福か。
胸糞度 ★3.0

第六話「殺意の追跡」☆4.2
ロボット蜂の恐怖。連続殺人事件を追う警察が主人公のサスペンス。SNSの誹謗中傷を利用した殺人ゲームの真相とは…。
先が読めず面白かった。最後やられっぱなしで終わらないのがいい。
蜂が大量に襲いかかってくるシーンはヒッチコックの「鳥」を連想。
アジア系の刑事がなかなかの戦犯。
胸糞度 ★2.0
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