ブラック・ミラー シーズン4のyuxiのネタバレレビュー・内容・結末

01. 宇宙船カリスター号
VRMMORPGを開発した天才エンジニア・デイリー。現実では手柄を横取りされ、周囲には邪険にされる暮らしを送っていたが、ゲーム内での彼は最高の船長だった。そんなある日、彼の働くカリスター社に、ナネットが入社する。デイリーの頭脳に惚れ込んで入社した彼女だが、とある些細な出来事をきっかけに彼の恨みを買ってしまい――。
ブラックミラーって感じの面白い話、レトロなデザインとか演出が良い。

02. アークエンジェル
難産の末授かった娘を溺愛する母親は、この世の危険なもの全てから娘を守りたいという気持ちでアークエンジェルという監視システムのモニターになった。娘に埋め込まれたチップから送られるデータをタブレットで監視する日々を送る母親だったが、ある時娘の成長を阻害することに気づきタブレットを仕舞い込んだ。しかし娘が思春期を迎えた頃、母親は再びタブレットを手にする。
埋め込まれた側はたまったもんじゃないなこれ…母も娘も気持ちはわかるけど薬物に手を出した時点で微妙に母側に傾いた。

03. クロコダイル
ドライブ中に不注意で人をはねてしまったカップル。運転手である彼氏は目撃者がいないにもかかわらず罪の露呈を恐れる。それもそのはず、警察や保険会社の調査員は「他人の記憶」を記録して鑑賞することが出来る機械を使い、そこで取得した記憶を事故や事件のヒントとして扱っているのだ。はねた相手が意識を取り戻して警察へ行きその機械を使われれば、記憶に残る自分たちがバレてしまう。刑務所に入りたくないという彼は彼女のミアに手伝わせ、身動きしない相手を湖に捨てることにした。
数年後、建築家として成功したミアのもとに、当時の事故を知る彼が訪れる。そして、罪の意識に耐えかねていることを白状し、あの事故を白日の元に晒そうと提案してきたのだ。
一つ嘘ついたらどんどん嘘つかなきゃいけなくなる、の典型的な例。