あかつか

ブラック・ミラー シーズン4のあかつかのレビュー・感想・評価

ブラック・ミラー シーズン4(2017年製作のドラマ)
5.0
シーズン4でも衰え知らず。このシリーズがある限りNetflixは契約していたい。以下、あらすじ。

〈宇宙船カリスター号〉
ゲーム会社の天才CTO。夜な夜な興じるゲームの中で、彼は宇宙船の船長になっていた。ただしこのゲームは、実際の人物がキャストになっていて…。
シーズン4の幕開けは今までとは毛色の変わった宇宙モノ。よう知らんけど『トワイライト・ゾーン』みたい。

〈アークエンジェル〉
母親に防犯チップを埋め込まれた少女。GPSはもちろん、娘が見ている視覚情報もチェックできる。となると、誰もが「え、セックスどーすんの?」と思うよな。
不安は金になる。「こどもあんしんスマートネット」みたいな、それっぽい単語を羅列しただけのスカスカの監視サービスは虫酸が走る。とはいえ小学生にスマホ持たすのも似たような話なのかも。オイディプス王の挿話も効果的。
監督がジョディ・フォスターって書いてあって、ジョディ・フォスター違いかと思ったら本人。

〈クロコダイル〉
15年前、とあるひき逃げ事故に関わった女性。建築家として成功するが、ある交通事故の目撃者となったことで、保険会社の担当者から記憶の提供を求められる。
「クロコダイル」ってタイトルがカッコいい。「嘘泣き」って意味があるらしい。罪を隠すために罪を重ねてしまう救いようのない話なんだが、このタイトルだけが不思議と救いになっている気がする。

〈HANG THE DJ〉
未来の恋愛模様。「システム」によってマッチング。交際期間も決められていて、いつか「運命の相手」をあてがわれる。繰り返される言葉「すべてのことに理由がある」。
そもそも「システム」という言葉自体、『ブラック・ミラー』が最も忌み嫌う言葉なので、オチはだいたい想像がつくけど、面白い。システムではなく、自分たちで決めたルールに従え!

〈メタルヘッド〉
珍しくモノクロ。マッドマックス的な荒廃した近未来で、アイボ型殺人ターミネーター犬に追われる主人公。見る前からシーズン2の『シロクマ』を想起させるイマイチ感。

〈ブラック·ミュージアム〉
マッドサイエンティストがオープンした犯罪と自らの発明品にまつわるミュージアム。一番の展示物は、自身が開発した技術により可視化された死刑囚の魂。ひとりの女性が来館し、科学者は意気揚々と案内を始める。
シーズン4では一番かな。主人公の女性がカッコいい!