とぅん

ブラック・ミラー シーズン5のとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ミラー シーズン5(2019年製作のドラマ)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

「ストライキング・ヴァイパーズ」
自分の体と同期するVRの格ゲーを使った不倫という新しいテーマで、このシリーズだからこそできる内容だと思った。
現実ではそれぞれ異性のパートナーがいる男友達同士が、ゲーム中では女キャラと男キャラになってリアルな感覚に身を委ねた結果、破滅に向かう話。
売れっ子2人を主演に迎えて見応え抜群だし、ラストの夫婦での妥協案もなかなかな落とし方だと思った。

「待つ男」
SNSの中毒性についての話。
正直、真相の弱さとか、この尺でやるほどの話ではないような気がするし、現代劇なのでこのシリーズ好きな人が求める感じじゃないかもと思った。

「アシュリー・トゥー」
ポップスター、アシュリー・オーがマネージャーである叔母によって昏睡状態になり、平凡な姉妹が持っていたAI搭載の人形に知能をダウンロードして、昏睡状態の自分を助けに行く話。
まぁ、話自体に面白みがあるかというとそこまででもないけど、アシュリー・オーを演じるのが、本物のポップスターであるマイリー・サイラスというのがポイントかと。
彼女の代表曲のメロディがめっちゃHead Like A Holeっぽいなと思ったら、ラストにマジな方を歌っていたというオチ。
これがやりたかったのかな。トレント先生は偉大。
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