24話の大作、完走したけれど終盤はかなり辛かった。
過酷な人生を生きてきたユジン(演じるイ・ビョンホンの演技力とカリスマ性は流石!)がエシンと出会い、静かに愛を育んでいく過程や、エシンに想いを寄せる男達3人のやりとりにホッコリしたりもしたけど、物語が進むに連れてだんだん気持ちがトーンダウン。
とにかく出てくる日本人が皆、残虐であまりに馬鹿っぽい。
併合(植民地化とは違う)された側からすると日本人=極悪と描きたいのは仕方ないけれど、余りに偏りが過ぎて、かえって作り話感が増してしまい感情移入が出来なくなってしまった。
義兵達が美化され過ぎ。
物語上、極悪の日本兵は殺されて当たり前なのでしょうが義兵達が銃殺しまくっている日本兵も本来は血の通う人間であり悲しむ家族がいる身なのですよ。でもこのドラマに出てくる日本人は傲慢で人間性のない殺戮ロボットとしか描かれません。
このドラマを見て日本はこんな残虐な事したんだと信じる人がいそうですが韓国側から見た偏ったフィクションです。
ユジン達の最後が気になってなんとか完走したけど感動とかよりもやもやしたものが残った。
見ない方が良かったな…後悔。
スケール感と主要俳優さん達の演技は流石だったので余計に残念。