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バビロン・ベルリン シーズン1のScriabinのレビュー・感想・評価

5.0
指導教官がおすすめしてるだけあって、美術がただのドラマのクオリティを超えてる。20年代を愛するすべての人が泣いて喜ぶ愛蔵版。アール・デコと表現主義、享楽と貧困、嘆きの天使とパンドラの箱の時代がこれでもかというほど魅力的に描かれている。
オープニングの色とエンディングのアニメーションが表現主義っぽい。フォントも丸い円から始まるカメラもサイレント映画らしい。光と影が本当に美しい。映像への愛が伝わってくる。

シュテファンもゲレオンもロッテもグレーテも顔が好きだからとても見やすい。スヴェータ、典型的なロシア美女って感じで好き。Zu Asche Zu Staub ってあんなみんなで歌うような曲なの??RPGにつながるストラテジーゲームが見れてよかった。グリーグっていいよね、誰にでも受ける。色々と破格なのに「前回のバビロン・ベルリンは…」ってやってくれるところだけはふつうのドラマみたいで好き。

ゲレオンとロッテのダンスシーンやばすぎる、なんのファンサだよ。

MOKA EFTI の建物の撮り方好き。
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