めかぽしや

ザ・パシフィックのめかぽしやのレビュー・感想・評価

ザ・パシフィック(2010年製作のドラマ)
4.0
バンド・オブ・ブラザーズ
に引き続き観た作品です。
同じくスピルバーグ、トム・ハンクスが
製作に加わっています。
バンド・オブ・ブラザーズは
第二次世界大戦のヨーロッパ戦線ですが
こちらは太平洋戦線で敵は日本軍です。
なのでやはり観ていて辛かったです。

ガダルカナル島から始まり
ペリリュー島、硫黄島、沖縄と
戦場は移っていきます。
激しい銃撃戦や暑さ、飢えで
心身共に消耗していく姿を
3人の海兵隊を通して描かれています。

ガダルカナルで活躍したジョン・バジロン軍曹は帰国して国債を売るキャンペーンに
国内を周りますが、戦地で戦っている友を思うと辛くなり虚しくなっていきます。

ユージーン・スレッジは
医者の父を持つ裕福な家庭で育ち
心優しい青年でしたが戦地で仲間の死や
劣悪な環境でギリギリの精神状態まで
落ち入りますが日記(メモ)を書く事で
何とか生き延びていきます。
初めはタバコを吸わなかったのに
最後にはパイプを咥えるようになり
スレッジの心の変化がうかがえます。

ロバート・レッキーは
明るい性格でしたが数々の死と死体の山を
目にし、悪天候と激戦で消耗して
精神のバランスを崩して入院しますが
退院後戦場に復帰します。

父親たちの星条旗やハクソー・リッジを
観ていると重なるシーンが多いと思います。
日本軍もかなり死傷者を出してますが
アメリカ軍も辛く苦しい戦争だった事がうかがえます。

スレッジと共に戦った戦友の1人が
ラミ・マレックでしたよ。

バンド・オブ・ブラザーズと比べると
3人の物語になっているので
話しは分散します。
でも戦時下の人間のギリギリな心理状況
がしっかり描かれていて
重たいですが見応えありました。