上海十月

ザ・パシフィックの上海十月のレビュー・感想・評価

ザ・パシフィック(2010年製作のドラマ)
4.0
日本兵強すぎ!これがテレビシリーズなのかと思わせるようなテレビシリーズ。ほとんど映画である。ガダルカナルでの上陸は、過去の戦記映画にインスパイヤーされていて素晴らしい。とくに船に乗り込む時に空を見上げると米軍機の一団が飛んでいく。象徴的なシーンだ。日本軍の火力が強すぎるような気もするがアメリカ人の心の現れだろうか。映画見たり、装備・食糧も潤沢にあったりと日本軍との差は歴然とするばかり。ペリリュー島は、日本軍が海兵隊を水際作戦で一時撤退に追い込んだ島。そのためか2話もある。ニューブリテン島の闘いもでてくる。日本側は、水木しげるがいた部隊が駐屯。ゲゲゲでは、やはり勝てない。日本側のNHK特集を見ていたので「ザ・パシフィック」を見ていると比べる必要もないくらいにアメリカとやる気になったか不可解になる。理由はそれなりにあったとしても・・・バジロンの話も悲しい。でもアメリカ人には圧倒的な闘うにも経済的にも余裕があるのがこの作品からも理解できる。「バンド・オブ・ブラザー」の時にも思ったが見た目があまり変わらないのでだんだん飽きてくるのがこのシリーズの難点でしょうか。
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