あさ

ピーキー・ブラインダーズ シーズン3のあさのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

サファイアの呪い。
完全にハマった…ベストドラマすぎる。シェルビー三兄弟への愛おしさが、こんなに悪人なのにどこか完全に悪ではない所ばかり見せるからもう。

・2話のラストのスローモションが絵画みたいで震えた。NTLベネのハムレットみたい
・グレースは何となくこうなるのかなあって思ってたけど、シーズン3ヤベエ
・モルヒネとsmoke エロすぎな5話
・ロシア人の女が最強。こんな女に勝てるわけない
・トミーは何しててもエロい 怖い どう見ても女よりエロい
・R18なのはグロさもあるけどどう考えてもこの満載なお色気のせい
・パパトミーに胸がぎゅっとなる

シーズン1から思ってたけど脚本頭良すぎてついていけない時ある、復習します

---
見返し in 2020

1922年、王もチャーチルもToryも反ソの社会。ダウントンアビーでもロシアから亡命してきた人物が描かれてたけど、この時代のロシア背景について学び直し。まずロマノフとグルジアの違いから分からないことに気づいた。

・グルジアは今のジョージア、ロシア革命(1917)で樹立したソ連に取り込まれるのに反対してたからロシアとは敵対関係?

・Royalist Russian vs Bolsheviks in Georgia というセリフがあったけど、
ボリシェビキはレーニン支持の革命的左翼で、西欧的な大衆政党を目指すメンシェヴィキと対。1918年にボリシェビキは改名して共産党になる。

・S3は1922年が舞台だけど、グルジア問題がピークを迎えるのもこの年らしい!
赤軍に侵攻されて強制的に共産化されたと。

・赤軍がソ連(レーニン)、白軍はその他(言い方悪い)

・2話- 前見たときと同じ感想。絵画だった。もう2度と見返したくない。

・リジーとイタリア人が交際→ジョンがイタリアンにけしかける→報復としてトミーが狙われるもグレースが死亡→さらに報復として父親を殺害、妻はジョンとアーサーの良き教師だったので見逃す

・ソビエトに共産党の告口をしているアイリッシュ神父(何かとトミーに圧をかける)(前回命を救った男だよね?)→そのことをトミーがタチアナに密告→神父の殺害計画はポリーの告白によってバレる

・ピーキーブラインダーズとしてはいつからロシアの強盗を計画してたんだっけ?となるep4。トミーは女を利用し、エイダは図書館から資料を借り出し、アーサーはモス(地元警察)のコネでスパイを探す。ファミリーパワー強すぎ。

・労働環境をめぐるwomen's march。力強い女たち好きだよ。トミーには厄介だろうがリンダ賢い。

・元白軍のロシア人と英国組織が戦車の強盗を目論んでいる→ロシア人は神父と一緒にいるスキンヘッドの男?英国組織はオッドフェローズか?

・ポリーのトラウマに心が痛む。「警察を殺した」という告白が、教会のシーンと画家とのセックス後ではまったく違う。ゆっくりと修復していく強い女性像。やっぱりポリーは強い。強いからって傷つかない訳ではないってことも教えてくれる。
あさ

あさ