ベター・コール・ソウル シーズン1のドラマ情報・感想・評価(ネタバレなし)

この評価をつけたことが、いつかきっと後悔する時が来る

そんな気がする。

さすが某映画評論家の方が史上最高に面白いドラマシリーズというだけある見応え満載の展開。
去年遅れてNetflixに契約した理由はブレイキングバッドとマインドハンターが見たかったからでしたがシーズン長尺の人気ドラマを見ていく作業に胃もたれを起こし今年になってからようやくベターコールソウル
に手を出しました。（最終シーズンをリアルタイムで見たかったので）
本作品の良さはなぜジミーは悪徳弁護士となったのか、なぜあの人は重度の障害を患ったのかという過去に遡る答え合わせとブレイキングバッドに登場しているからこの人は死なないとわかっているのにいやぁこれは死ぬだろという展開。
ブレイキングバッドという誰もが知っている話を前提に過去を扱う事への展開を完璧に面白いものにまとめ上げている点だと思います。
弁護士であるジミーを主役に置く事で法廷ドラマのフォーマットを主軸に転換したのも好判断だと思いました。

一般的なの弁護士が辿るべき道を歩めず、仕方なしにブレイキング・バッドのルートに合流してしまったのがソウルの人生なんだろうとは本編から察していたけれど、想像以上の屈辱を味わい尽くしてきたソウルにほんの少しだけ同情。
人間として底辺なソウルだけど、それなりに苦労は重ねてきたんだなあ。なんだかんだ大好きなキャラクター。

準主演のマイクが渋くてかっこいい。

本編登場キャラクターへの愛情がさらに深まる作品。面白い。

ブレイキング・バッドを序盤でドロップアウトしたくせに、こっちを見るのはな〜と思ったけど、まあいいか。展開の早いドラマに慣れちゃうと、遅いな〜と感じてしまうけど、徐々に過去が明かされていく感じがはまる。チャックが好きだな〜

はじめました。地味だけど好き。この人達の物語がまだみれることがうれしい。早速ジミー何かが開花しそうな雰囲気だけあって楽しみ。

「ブレイキングバッド」のスピンオフではあるんだけれども、作品の雰囲気が全然違うし、ストーリーの魅力も全然違う！

「ブレイキングバッド」は、善良な市民ウォルターが、視聴者の予想を裏切るスピードでどんどん悪に落ちていくスリリングなドラマだった。
けれども、「ベターコールソウル」は、ソウルが悪人になることを視聴者は知っていて、その上でジミーという人間が描写される。ソウルの人間味溢れる姿を見ていると、結末を知っているからこそ、視聴者としては何か切なくなる。

マイクの過去が描かれたのも胸熱だった。
キムという存在も大きい。スカイラーやマリーとは明らかに違う女性像。この作品に欠かせない存在。

シーズン1は少し盛り上がりにかけたけど、ウォルターと違って、ジミーには人間的魅力があるので感情移入しやすかった！
シーズン2以降が楽しみ。

これも最高ですね。

次々と見てしまう