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中学聖日記のMのネタバレレビュー・内容・結末

中学聖日記(2018年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

正直なところ、「中学生と教師の恋愛」というのは、あまり私にとって魅力的に見えず、理解できなかったこともあり、放送していた当時は見ていなかった。友人からオススメされて視聴。

ただ、毎話見ていくうちに進める手が止まらず、食わず嫌いだったことに後悔した。

岡田くん演じる黒岩くんが、いい意味で子供らしい。彼の起こす聖に対して真っ直ぐな行動が聖の気持ちも動かすし、それによって自分も聖も、周りも傷つけてしまう。中学時代、高校時代、大学生(?)の演じ分けもよかった。中学時代はわざと大きめのTシャツにしていたのかな?

聖も、いかにもいそうな普通な女性(もちろんこんな美人はいないが、その美人さが上手く隠されていた)で、そんな聖が黒岩くんとの出会いをきっかけにどんどん変わっていくのがよかった。

吉田羊も自分の感情に真っ直ぐな女性で、彼女と出会えたことで聖は良くも悪くも影響を受けたのだと思う。あんなに自分の気持ちに従って行動するのは、本当に難しいことで、すごいなと素直に感心した。

聖に対して真っ直ぐな行動をする黒岩くんと対照的なのが、いつも大人で、聖のためならある程度我慢してしまう川合だったように思う。

ストーリー展開は、若干のありえない点はあるものの、周りが2人の恋愛を全力で応援するような夢物語でもなく、未成年との恋愛を賛賞するようなものでもなかった。
過去に起きたことを切り捨てるのではなく、それを受け入れて周りに対しても誠実に、前に進む、ということが伝わった。


有村架純、吉田羊の衣装がどれも素敵。

4話の花火大会のシーンは胸きゅんの連続で、特に黒岩くんの「僕は先生に優しくしたい」というセリフが、いやらしさを一切感じさせず、真っ直ぐな思いが伝わってきてとても良かった。