トルーマンバロウズ

警部補 古畑任三郎 2ndのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

警部補 古畑任三郎 2nd(1996年製作のドラマ)
4.5
しゃべりすぎた男→明石家さんまの早口弁護士がなかなかいい味を出している回‼︎
古畑が今泉のことを本当に大切だと思っていることが垣間見える傑作。

笑わない女→若き日の沢口靖子が犯人を演じた回。
推理ドラマでここまで馬鹿正直な犯人も珍しいのではないだろうか。

ゲームの達人→草刈正雄のかっこよすぎる犯人がドラマに重厚感を与えてくれている傑作。
田村正和VS草刈正雄‼︎

赤か、青か→若き日の木村拓哉がイカレた爆弾犯を演じたなかなかの傑作。
ラストに古畑任三郎が犯人に対してとった行動が物語に深みを与えている。

偽善の報酬→凶器を探すことに特化した異色回。
犯人役の加藤治子の演技が素晴らしい‼︎

VSクイズ王→唐沢寿明が自分勝手な犯人を演じた回。
映像だからこそ描ける犯人が殺人現場から逃走したシーンは必見‼︎

動機の鑑定→歌舞伎役者の澤村藤十郎さんが上品な犯人を演じた回。
なぜ犯人が歴史ある壺が本物とわかっていながらそれを凶器に使ったのかの理由が考えさせられる。

魔術師の選択→山城新伍のマジシャンがなかなかピッタリと合っている回。
動機が気持ちはわかるのだけど、、、、。

間違われた男→全編通して完全なコメディという異色回。
古畑任三郎に有名な人物だと勘違いされてしまった犯人が何とか有名な人物のふりをしてごまかす展開が非常に面白い。

ニューヨークでの出来事→全編通してバスの中で語られる過去の話という展開が非常によくできている古畑仁三郎の中でも傑作中の傑作‼︎
あらゆるところに伏線が散りばめられていて納得できる展開になっているところがすばらしい。
ラストの終わり方も良いし、個人的には第二シーズンの中ではこの話が一番好きである。