Henrye

ナルコス シーズン2のHenryeのレビュー・感想・評価

ナルコス シーズン2(2016年製作のドラマ)
3.9
クズの血は争えない。

ガビリア大統領、途中降板した副大使、マルティネス親子、変態蛇(ペーニャ)、マーフィー、トゥルヒージョ、カリーヨ大佐、その他政府とロス・ペペス、お疲れ様でした、万歳

コロンビアの辞書には和解という言葉は無い、と読んだけど、エスコバル家には、自分のせいだ、自分に非があると反省する習慣もないのかよ。明らかにババアが自分勝手に教会に行ったせいだろ。ごめんなさいの一言を作中一回も聞いてない気がする。
最初の方はまだ理解できたけど、ロス・ペペス勢力が強くなってきた頃、自分の周りの人間を家族巻き添えに晒しあげて殺されてってんのに、自分のせいで人が死んでくって思わずにただひたすら、報復してやる殺す!って方向に行くのはお世辞にも賢いとは言えない

俺とお前は裏切られたってことだ、ねえねえどんな気持ち??ってパブロに対して、賢明な判断だ。私でもそうする、私はお前を殺せるなら自分の命を惜しもうとも思わない。って返しが、作中で数少ない大正義っぷり
エドゥアルド副大臣、補佐役としての一言一句が冴えていて、ラ・カテドラルでは顔汗凄かったけど、あの一瞬は作中一番の漢だと思った

*観終わった後「パブロ・エスコバルが作り上げた時代」ドキュメンタリー全2話を観ました。ロス・ペペスの構成員はともかく自警団として称賛されていたこと、安心した。あとガビリア大統領の当時の姿、ラウル・メンデスさん似過ぎ。
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