圧倒的王者のパブロ・エスコバルの死後のコロンビア。彼の死によってコロンビアの麻薬情勢が変わると思いきや新たな麻薬王が誕生しただけ。
パブロが魅力的なキャラクターだっただけにシーズン1,2と比べると尻すぼみ感は否めないがそれでも面白かった。
カリ・カルテルもあれこれ買収したりドンパチやるけど、シーズン1,2ではDEA側とパブロのダブル主役だったけど、今シリーズはDEA側が圧倒的主役。最初から負け戦なのを分かってるのに意固地で続けるからどんどん追い詰められていく様子はやっぱり面白い。こういった多くの麻薬戦争が原因でコロンビア政府が機能しなくなっていくというのは恐ろしい。
カルテル側が開き直って自分達は悪くないとか言い出すのは『グッド・フェローズ』っぽさがあった。
シーズン4を制作するかもという段階で撮影スタッフが射殺されたことで安全な撮影ができないなら中止案も出たそう。
こうした出来事もナルコスで描かれたストーリーと地続きの話だから今でも麻薬戦争の影響力は計り知れないんだなあ。。。