楽しみていたダイアナの登場！ということで急いでシーズン3を観ていよいよ。
エマ・コリン演じるダイアナは、髪型がそっくりだしふとした時にドキッとするほど似ている。ドレスはもちろんのこと序盤で着ているカラフルなニットとか、ダイアナ妃が実際に着用していた洋服に似せた衣装が本当に素敵。
しかしダイアナ周りのストーリーが辛すぎて辛すぎて。日常の会話はもちろん全て想像なんだろうけど、チャールズがとにかく最低男！！
フィクションだとしても、実際ダイアナさんの死後にカミラと再婚しているんだから、その事実まで含めて本当にひどいと思う。
ダイアナ以外でも、エリザベス女王の子供達に焦点が当たる回が面白かった。最初はチャールズとアン意外描くのやめたんだなって思っていたけど、他の二人の息子たちも登場して、クラウンを一生手にしないであろう人たちの様子が見られるのが楽しかった。やはりこのシリーズはクラウン以外の人間臭さが面白い。
私の好きなキャラクター・フィリップの主役回がこのシーズンではなくて残念だったけど、その代わりに人間臭いマーガレットの回も好きだった。
マーガレット・サッチャーとの関係もとても興味深い。女性が二人でこんなに長い間国を引っ張っていたイギリスって本当に進んだ国だなぁと感じた。
鉄の女のイメージからはお母さんだったなんて想像もつかなかったけど、台所に立ち夕食を振る舞いながら会議をする姿がとても印象的だった。
ダイアナの活躍はもっと見たかったけど、どちらかというと裏側のつらい生活がメインだったので見ていても辛いシーズンだったなぁ。あんなに最初から破綻してたとは。
いまの王室も色々問題はありそうだけど、ウィリアム王子とキャサリン妃が幸せそうなのが唯一の救い。
まぁでもこれだけ周りのストーリーが濃い中で、エリザベス女王が少しも霞まないのがまたすごい。
