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この世の果てのasperinのレビュー・感想・評価

この世の果て(1994年製作のドラマ)
3.5
あらすじ
全盲の妹ナナ(桜井幸子)の手術費を稼ぐために、郵便局で働くマリア(鈴木保奈美)はホステスの仕事を始める。ある雨の日、マリアは偶然目撃したひき逃げ事故の被害者である士郎(三上博史)を助けたが、士郎は記憶喪失になっていた。

自分の神様のために全てを投げ出したマリアが聖人になる話。
あまりにも救えない地獄のような展開が続くので何度か見るのやめようかと思ったけれど、なんとか完走。野島伸司、流石にやりすぎだったような…。
桜井幸子の透き通った笑顔と、悲しく笑う鈴木保奈美、全てを持っているのに寂しいトヨエツの翳りのある表情、この三つは魅力的だった。この三つで保った12話。
また見たいとは思わないのだけれど、最後のマリアの表情が脳裏に焼きついた。月9でこれ流せるのってすごい時代だなぁ。
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