盲目の女性が行方不明になり、7年後に目が見えるようになって戻ってきた。
彼女が成し遂げたい目的のため、その間何があったのかを語っていくのが大筋。
1話目で明かされるものに早速驚くので一気に引き込まれてしまった。
臨死体験から生まれた世界観、儀礼が誕生する過程などスピリチュアルなテイストに独自性を感じる。
最終話のカフェのシーンは非日常感がやばいのになぜか自然に受け入れてしまった。
個人的には主人公の両親の想いに共感してめちゃくちゃ心が痛くなった。
ちょっと伝わり難かったのが、現在パートの仲間たちが主人公に強く共感して結束したり揺らいだりするんだけど、その結果としての行動しか見えないところ。なぜそんなにも心掴まれるのかという理由づけが弱く感じた。
