このレビューはネタバレを含みます
ほとんど松嶋菜々子さんと同世代。男性ですけど。
1998年ごろはいろいろ忙しくしててドラマを見る時間なんてなくて、その後、ずっと気になってたのでいつかみようと思っていた作品。
なんかちょうど自分が25~6歳くらいの時の時代背景で、作品の登場人物たちのようなちゃんとした会社で働いて恋愛して結婚してとかというのとは全然違う生活を選択して生きてた時期なので、もし自分がドラマに出てくる人たちのように生きてきてたらどうなってただろうななんてことも考えながらみた。
最初のあたりの蟹江敬三さんとの関係性が不自然に悪いなと思ったり、最後の3年後に飛んで、とよた真帆がすっきりして離婚を自ら決意して、桔平が戻ってきて改めてくっつくとことか、ちょっと雑だなと思いつつも全体としてはすごく面白くて一気に見てしまった。
松嶋菜々子さんはちょうど活躍している時期にテレビをあまり見てなかったので作品をあまり見てなかったのですが、このドラマの椎名桔平さんに恋する女性の役はもう「惚れてしまう」としか言いようがない可愛さです。力強くて美しくて素晴らしい。
中年既婚男性自分としては椎名桔平に感情移入してしまいます。まあとは言っても何やってるんだって突っ込みどころも多い感じでした。こんなことがあったらすごい楽しいんだろうなあ、なんて家族のシリアスな面を吹っ飛ばして普通に「大人のファンタジー」としてみてしまいました。エンターテインメントとして面白かったです。
