Oto

ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン1のOtoのレビュー・感想・評価

4.4
ドラマ強化期間、『WestWorld』S2を離脱して移行。鑑賞会だとドラマの方が連続で観るには疲労感なくて適していると知った。
WWが新奇性選好だとすると、STは親近性選好。あまり新しいことはしてないのに、引き込まれてどんどん見ちゃう。『スタンドバイミー』×『ミスト』×『E.T.』×『桐島』みたいな、良いとこ詰め込んだ印象。古典的なアメリカ青年映画と超能力SFっていう相容れない二つの組合せが楽しいのかも。テーマも大事なこと言ってて好き。

ep1
親、兄弟、刑事、子供(スタンドバイミー)、高校生(ジュマンジ)...これも群像劇。刑事は娘の死を受け止めれていない、11の超能力はどこまで使えるのか、彼女を捕まえにきた組織は突然民間人殺すくらいだからやばそう、刑事は何に気づいて捜査態勢を変えたのか、『遊星からの物体X』のポスターあった。
TVシリーズが映画界に影響を与える影響の方が大きい時代なのに、食わず嫌いで隔てて映画を語っていたけど、ドラマ観ていると「映画にしかできないこと」もちゃんと見えてくるので面白い。ドラマおもろい。
駐輪場、傘、扇風機はアニマシーあるなぁと改めて思う。

ep2
娘ロスと息子ロスが共鳴するのか、通話1回で壊れる電話やばいね、エルは約束とか友達とか覚えてく感じが『E.T.』っぽい。壁とか音楽・照明で意思伝達するのは『インターステラー』。なぜエルはウィルを知っているのかが肝?そもそもなぜ兄はナンシー達を撮っているの?組織は何のために監視録音しているの?

ep3
襲われるバーバラとナンシーのSEXのクロスカット、残酷すぎて好き。同じプールってことは別次元のパラレルワールドかな?
マイク姉と弟は同じく親友が行方不明の状況だけど、ファイヤボールとか子供のゲームが意外とキーなのでは?
パパと呼ばれるブレンナー博士が後天的に超能力を鍛えたみたい、子供達を怪物に変える研究所なのかな。
真実を隠される母親の辛さとかはリアルにありそう、文字の光伝達は『オデッセイ』思い出した。
ウィルは分かるけど、バーバラは何かを目撃したわけじゃないのに急にさらわれたのはなぜ..

ep4
刑事の娘も同じ事件の被害者な気がしてきた。『スタンドバイミー』の原題、これだったような。子供達のコメディだけが安らぎ。
案の定遺体は偽物、「州警察」による隠蔽で、母も子供も刑事も、まともじゃなさそうな人がまともなのは映画的で面白い。葬儀屋にしても彼氏にしても結局みんな自分の心配してないのが人間的、でも顔なし証言で仲間増えてきた。
怪物は研究所すら扱いきれていない存在なのか。。1983年という時代設定がまだ効いてきてない、今ウケている現代性もまだない。最後の「借景」が意味深

ep5
刑事がジャックニコルソンに似てる、壁壊すのも『シャイニング』じゃん。『死霊のはらわた』もあったな
やっぱり裏側=パラレルワールドの話だ。科学的に説明しているけど、どう収拾つけるか楽しみ。ナンシーも吸い込まれたし。
結局夫も彼氏もクソだけど、「親の否定してるくせに、体育会系の営業と郊外で暮らすんじゃ同じじゃねえか!」ってセリフ響いた。
エルの善意と恐怖が軋轢を生んだけど、どこまで彼女が想定していたのかは気になるな。
組織は署長を記憶も消さずに戻していたけどどういう意図?

ep6
ジェーン=エルの描写明確すぎて怪しいけど、おかしいと思った母が正しいというのは一貫した作風
ウィルもコケて出血してたのかな、エルの鼻血も関係ありそう
古典的なアメリカ青年映画と超能力SFっていう相容れない二つの組合せが楽しいのかも。80年代の設定は共産主義国との対決っぽいや

ep7
「負け犬だ」のあとに映されるスティーブたちが、どっちが本当の負け犬か示唆していて『桐島〜』と同じテーマ。結局何かを成し遂げるのはオタクや変態で、他人を笑うだけの奴は何者にもなれない。日本では特に後者が多いので大丈夫。
仲直りも、ナンシーたちが無線に参加するのも熱い。スターウォーズネタも好き。
罪悪感ドリブンで動いてるのなら辛い

ep8
署長の取引が『カッコーの巣の上で』を連想させて、記憶消されるつもり?オマージュ?と思ったけど、ワッフルお供えしてたしそうでもなかった。向こう側で進む二人は『メッセージ』っぽいビジュアル。
スティーブの活躍は予想できたけど、ナンシーがそっちを選ぶのはリアルで辛かった。カメラもいいプレゼントだけに否定し難いけど、バーバラの事はほぼ触れてないし、ナンシーは結構やばい女。過ちを認めたスティーブは偉いけど。
署長の娘は実験の被害者ではなく病気だったのか。蘇生が泣けた。
モンスターデザインとか囚われる様子は『エイリアン』だったけど、最後にウィルの体内から出てきたのはまさにこれだ。
ロマンス要素(妹にしたくない)と失恋、母の愛、友情、兄弟愛など詰め込まれていて楽しい。エルの去り方は『ターミネーター』。デモゴルゴンは全滅したのか、そもそも一匹だったのか。
フリを丁寧にしすぎ感はある、「ナンシーが来たよ!」とかありえないやん。映画よりやっぱり説明的だった。
リストロケットのシーン好きすぎる。