クマヒロ

ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン2のクマヒロのレビュー・感想・評価

4.6
『一大ムーブメントの理由』

シーズン1から続く80年代ジャンルミックス的要素に加えて、キャラ萌え要素が存分に増した『ストレンジャーシングスシーズン2』

時間の経過は少ししかないものの、子供たちの変化は大きいもの。それ自体が物語の進行に直結し、シーズン1のあれこれが重層的になっていく。

むろん、脚本や演出は最高。
シーズン2で特筆すべきはキャラクターの魅力やその関係性についてだと考える。新キャラクターも加わり繋がりが増えていく。一大ムーブメントを引き起こした理由はここにあるのだろう。
とにかく可愛いマックス役のセイディー・シンク。大きくなっても陽気で楽観的なダスティン。過去の傷を負い孤独に闘うウィルなどなど…
挙げたらキリがないが無駄なキャラクターが1人もいない。

そしていろんなバディ、カップルが誕生するのもシーズン2。
最後の「スノーボール」までとにかくこの関係性がいきてくる。そしてこの「スノーボール」のシークエンスがすこぶる良い。シーズン1.1話冒頭のとあるシーンを回収することも突き刺さる。
「あの年頃の子たちはわかってないわ」

そんな名シークエンスをさらに素晴らしいものにするのが音楽とラストカット。歌詞をよく聴くと恐ろしいことが浮かび上がってくる。一筋縄ではいかない『ストレンジャーシングス』はシーズン3につなげる展開も忘れない。