このレビューはネタバレを含みます
仲間と別れてしまったイレブン、戻ってきたウィル、あちら側の世界との戦いが本格化するシーズン2です。
本当に『X-ファイル』や『フリンジ』の例を出すまでもなく、アメリカの超常現象ドラマの謎の引っ張り方、解けた後の新しい謎の提示の螺旋状に面白くなっていくのが上手いです。
イレブンの過去が、能力の覚醒が物語を加速させていきます。
特に仲が悪い人々がタッグを組む、ダスティンとスティーヴが仲良くなる展開は最高。
三つのチームが別々の場所での協力も手に汗握ります。
そしてあのパーティーラストシークエンスの素晴らしさ。
先程あげたような作品がシリアスな展開だった事を考えると、今のドラマの流行である青春とユーモアを上手く溶け込ませている楽しさがあります。
新しい事や知らない事の怖さ、スリルはそのまま少年時代の成長と結びついていくドラマ構成も見事。
問題があるとすれば、あまりにも素晴らしいラストの続きが凄まじい事。
すぐ、そのままシーズン3を再生!