長かったがようやく最後まで見れた。
結論、松たか子と壇ふみと鹿賀丈史と香川京子を堪能するためのドラマ。
内容自体は割とどうでもいい。
香川京子が良い。
品があっていかにも大店の姑が似合う。
ただ厳しさが少し足りない。
大滝秀治は酒蔵の大旦那が似合ってるかはよくわからない。多分似合ってない。
小島聖がまだとても若く可愛い。
烈の母親の若い時を演じていた、小島聖の姉役の朝日奈彩乃が非常に気になるのだが、一瞬しか出て来ず残念。
井上真央が子役だが、井上真央と言われなければわからない。まあまあ。
洞口依子の役はかなり可哀想な人生。
前田耕陽は喋らせると下手…
壇ふみを長時間見るのは初めてかも。
可もなく不可もなく。
いや、結構良いか。
鹿賀丈史はこの時何歳なのか、結構行ってるはずだが若く見える。色気ありすぎ。
設定年齢には無理があるが笑
酒蔵のボンボンには見えないが。
松たか子が美し過ぎてびっくりした。
まさにヒロイン。
後半の3割しか出てこないのだが、もっと早く出すべきだった。
ドラマの中盤の争いは全て、ボンボンの所為。酷い。
香川京子が御しきれなかったのが悲劇の始まり。
烈の結婚がちゃんと最後のハイライトになっていてしっくりきた。
しかし、このドラマを見るといかに映画版がダメだったがよくわかる。
雲泥の差。
姉妹愛、酒作り、古い家の伝統、各人のキャラ、俳優、全てにおいてドラマ版の方が優っている。
深草あきの劇伴音楽が意外と実験的。
中近東ぽい音楽とか。