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ER緊急救命室Ⅶ <セブンス・シーズン>のMIDORIのレビュー・感想・評価

3.5
シーズン6がショッキングすぎるシーズンだったせいで、シーズン7も色々あったもののシーズン6ほどではないなと思えてしまう。

ERの絶対的主人公であるグリーン先生役のアンソニー・エドワーズがシーズン8で降板のため、シーズン7ではこれでもかというほどグリーン先生のエピソードずくめになっています。ひょんなことから付き合い始めたグリーン先生とコーデイの仲はどんどん深まり、ついにプロポーズ。グリーン先生のプロポーズ可愛すぎた…グリーン先生といるときのコーデイがいつも可愛さ全開で、人間関係の本質を見た感じがします。誰かと一緒にいるときというのは、自分の良い面が出るか悪い面が出るか分かれる上、良い面が出たとしても繕っている態度というのはバレてしまう。でもグリーン先生といるときのコーデイは素でとても輝いていたし、ベントン先生と付き合っていた頃と全然違うな〜と思いました。コーデイと婚約して、妊娠が発覚して幸せの絶頂だったところで、グリーン先生に深刻な病気が見つかり…シーズン6とは違う、「生きるってなんで大変なんだろうか」というのが描かれていたシーズンでした。

ジョン・カーターくんですが…前回PTSDが原因で薬物中毒になってしまい、リハビリをしており、割と序盤のほうで病院へ復帰します。その後も無意識に薬物に手を出したりもしていましたが、薬物に手を出したことから目を背けずにちゃんと向き合ったのが偉い。アビーと一緒に躁鬱病のアビーの母を迎えに行く回も面白かったです。毎シーズン思うこと…カーターくんの女性のストライクゾーン広すぎる(笑)年下からかなり年上まで付き合ってるし、人種も色々だし、なんかすごい…(笑)

ベントン先生と相変わらず不幸が尽きない…努力家だし、寡黙ゆえに冷たく見えるけど本当はとても優しいから、報われてもいいはずなのになんでこんなに悪いことばかり起きるのか。あと、ベントン先生と付き合っていた頃のカーラにそこまでヤバさを感じなかったけど、ERを見れば見るほどカーラの頭大丈夫かな?と思ってます。アビーの母のようなヤバさではなく、単純に教育をあまり受けてないんだろうなぁという雰囲気のヤバさで、現実にいたら避けるタイプです(笑)

ダイヤの原石発掘ドラマERですが、シーズン7はダイヤの原石よりもビックリ!な大物が何人か登場。アビーの母役でサリー・フィールド、ルカが感情移入するほどの神父役でジェームズ・クロムウェル、コーデイの裁判に出てきた敵側の相手が「ダメージ」や「ホミサイド」のジェリコ・イヴァネク、私が最近見ていた「NCIS」で海軍長官を演じたマット・クレイヴン、他にも「プリズンブレイク」のウェントワース・ミラーや「スーパーナチュラル」のジャレッド・パダレッキ、「V」のエリザベス、ミッチェルなど…やはり相変わらず豪華。

次のシーズンでグリーン先生とベントン先生が降板…まだカーターくんがいるからいいけど、カーターくんまで降板したらドラマつまらなくなりそう。
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