Relishi

真昼の月のRelishiのレビュー・感想・評価

真昼の月(1996年製作のドラマ)
2.5
遊川和彦脚本は重いテーマを扱うことが多く、妙にやるせない、抑揚にかける世界観があって、そこに触れると何故か脱力してしまいます。
生々しくじっとりしていて、拭い去れない肌触りがあり、それが心地よくないのです。
この作品もまたその湿度があります。

個人的には、付き合っている相手が、多少曖昧な関係になっていたとはいえ、女性を押し倒している現場を目撃したら、こんな風に戻ることは難しいと思う。
特にこの舞永の性格的になおさらだと思うのですが。
打たれても打たれても起き上がる一途さを持っていた直樹がまさかとも思いましたし、何よりも、飯島直子は何でこんな役ばかりなんだろうかと思うほど、連続で似通った役を演じています。
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