るる

トラベラーズ シーズン1のるるのネタバレレビュー・内容・結末

トラベラーズ シーズン1(2016年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

吹替で。

2021年に見ると正直もういろんな描写が古い、そのことにびっくりするんだけど、SFあるあるブチ込みドラマとしてわりと面白く見た、『TENET』後、コロナ後に見ると味わい深い…な。記憶と人格にまつわる話『攻殻機動隊』なんかも連想できて良かったよ。

ターリーの描写が足りなかったよな、典型的な“怒れる黒人女性”、短絡的で暴力的な描写はあまりにも酷い扱い…ジェフリーのシーズン3での顛末といい、黒人の身体をなんだと思ってんだという脚本の雑さ、2016年から2018年のドラマっぽい。

良い人の権化としてのデヴィット、社会福祉士が知的障害者と交際する倫理的まずさを緩和するためにかシーズン2後半でマーシーの過去について明らかになったけど、やっぱり倫理的にどうなのか、

知的障害のある美人な女の子が強くて賢いFBI専属医者だったら交際相手として最高なのに、という最低最悪な話にしかなっていない気もする、知的障害者への性暴力の現実を考えると無邪気すぎる気もして、デビットの葛藤や他の先天的ないし後天的知的障害者に関するエピソードについてももうちょっと描いてほしかった気がする、

21世紀にロボトミー手術を行ってる病院のヤバさ、001によって人為的に人格が破壊されてしまった看護師、最低最悪なエピソードについて、もうちょっと言及があってもよかったんじゃないか? エピローグにもウーン。

グレースがわりと好きなキャラクターだったんだけど、司令官はどういう…AI=病床で老衰寸前の各国の指導者=老賢者・長老たちの集合体のイメージ、面白かったんだけど、グレースが払った犠牲についてうまく汲み取れなかったな、司令官=彼女が尊敬する親というか老師たちのイメージ=あのビジュアルなのか、とにかくシーズン2のあの描写は新鮮だったかも。

しかし幕切れ、司令官=AIの目的は結局人類の滅亡だったということ? 見た瞬間はおおっと思ったけど、よくよく考えるとウーン、もっと簡単に息の根止められたんじゃないのかとか。最後の最後にメッセンジャーが現れて「プロトコルオメガは中止、過去へは行くな」と言ったら済んだことなんじゃないかと思うけど、司令官は21世紀のことを正確に感知できてないのか、設定がガバなんだよなあ。良くも悪くも。

『17分』ループする世界のエピソードは面白かったけど、司令を伝達するトラベラーズが毎回あんな命懸けで投入されてるの気の毒すぎるし、主人公チームがやっぱりノンキすぎてヒクな、あれくらい「ピクニック気分」だったからプラスに働いたと好意的に見ようにも…なあ。

ボイドが便利なお助けキャラになっていったのは苦笑、もう1シーズンくらい見たかった気がするけど…なあ。

他にも気になるエピソードいくつかあったのであとでちゃんとメモしたい。