RAN123

善徳女王のRAN123のレビュー・感想・評価

善徳女王(2009年製作のドラマ)
3.9
BS 吹替え版

新羅27代王、新羅初の女王の物語。
トンマンが女王になって終わりかと思っていたら、ミシルの乱からピダムへと長かったです。
2009年と昔の作品のせいか、演出が古い。ピダムの顔演技もやりすぎ感があります。

花郎達は同世代だと思うのですが、演じる役者の年齢にバラツキがあるような。
ユシン、アルチョンを同世代として見るのは違和感があり、ユシンは最終回に近くなってようやく年齢に合う役柄になってきました。

チョンミョンの幼少時代、キム・ユジョンにはすぐに気づいたのですが、トンマンの少女時代のナム・ジヒョンは気づきませんでした。チュンチュのユン・スンホは幼いというか、ぎこちない演技でした。

ストーリは面白かったです。トンマンが敵兵や裏切った民を切るという場面は驚きました。今までヒロインがそういう事をするドラマを見たことがなかったので。

サダハムの梅、日食、三韓統一、クーデターと飽きる事なく最後まで観る事ができました。
トンマンとミシルの会談での、新羅への愛を語るミシルの台詞に聞きいってしまいました。

トンマンとユシンのエンディングで語る場面、夢での少女時代のトンマンとの対話はこのドラマにふさわしい終わり方でした。
トンマンの孤独な生涯が伝わってきました。
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