アレックスの2次創作としては100点。ドラマとしてはどうしてこんなに酷くなっちゃうんだと震えるレベル…(IMDb見たらシーズン3まではシーズン1からのディレクターがいたけど、もはやシーズン4ではシーズン3以前の監督は1人もいない) 最終話だけプロデューサー自ら監督してなんとかまとめてるけど、このエピソードだけ卒業スペシャルとして配信すればそれで良かったと思う。残りの9話は何がしたいのがわからない。
シーズン2でクオリティを下げるのと引き換えにキャラクタードラマに舵を切ってから、シーズン1とは全く別物になったのは承知の上で、ちゃんとそれぞれ核があったから見続けてこれた。(キャラクターの二面性を掘り下げたシーズン2、加害者側を描こうとしたシーズン3) でも今回はキャラクターの亡霊だけが彷徨っている虚無。高校4年間という設定で作ってるのはわかるけど、もはやほぼキャラクターと俳優のファン向けサービスに。
もう内容がめちゃくちゃすぎて笑っちゃったけど、それでも最後まで見てしまったのは、そんな自分もアレックスやジャスティンなどの人気キャラやキャストに愛着があったからで、まんまと製作者側の思うツボです。しかしブロマンス要素どんどん増やして最終的にBLドラマになるあたり、ファンに媚びすぎてて呆れちゃうよ… (キスはさせつつ相手がザックじゃないのは節度を保っていた。そしてプロムシーンは最高だった…!!)
シーズン3まであったサントラもないし、メイキング番組の配信もないし、プロモーションもろくにされていない。関連する事件や色んな議論が起こった事もあるかもしれないけど、Netflix側から見放されてやっつけになった感はあるな。
