心に外傷を負った少女が遺したカセットテープ。
人という生き物の見る目が変わる本作。
人の表と裏の感じた情(こころ)。
現在と過去。
加害者と被害者、見て見ぬフリをする者。
そして、カセットのA面、B面。
決して虐めという題材をエンタメ性となど言ってはいけないのだが、分かり易く工夫を施している。
まるでノーラン作品のような時系列の繋ぎ方をし、見易く飽きさせない。
題材は暗いものの、何処となく憂いと情緒が垣間見れ、情の奥底にある何かが震わせられる。
「こんな人生の歩み方をしてきてよかったのだろうか?」と...
「友情は複雑だ。」
シーズン2を待ちに待った状態です。