なぜハンナが自殺を決意したのか、なぜ善良そうなクレイがリストに入ってしまったのか、気になって最後まで観ました。
何気なく見始めたけど、重いテーマを扱う作品だと後から分かりました。
ストーリー的な面白さを期待してたけど、そうゆう話でもなかった。
最初からハンナが死ぬことは決まっていて悲しい結末に向かっていくわけだけど、実際こうやって自殺してしまう人がいるんだという説得力があった。ハンナ一人に対して色々な問題がてんこ盛りすぎだった気はしますが。
ハンナが亡くなったあとの両親の姿がすごく悲しかったし、どんなに頑張ってもハンナは絶対に戻ってこない現実が残酷でやるせなくなる。
最後にクレイがハンナの死んだ理由を全部知ったあと、今までと違う行動を起こすところまで描かれていたのが良かったです。
ハンナが自殺するシーンは過剰な演出が無くリアルで、観てるこちらの具合が悪くなり早送りで観ました。本当にひとりの女の子の自殺するところを見てるみたいで怖かった。