或A

13の理由 シーズン1の或Aのネタバレレビュー・内容・結末

13の理由 シーズン1(2017年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

1-3?ぐらいまではひたすらハンナが嫌い…
モネに集まる辺りも愚痴や文句を言い合うのが友だち?親友?なの?勝手に期待して勝手に失望してる辺りが全然共感出来ないし
慰めても慰めても卑屈だし
「他とちがうと思ってたけどそんなこと無かったみたいだね」とか。(笑)自分勝手。
周りが圧倒的に悪くて人のせいにできるぐらい非が無くて復讐?の為だったらわかるんだけど
いまんとこ復讐?できなくない?って感じ。
苦手なタイプの女子。

12?13?くらいまで、嘘くさい友情(こんな友情知らないから…。文化の違い?)いじめる方もいじめられる方も腹立つわ〜と思いながら
何この身内だけの痴話喧嘩ひたすら見せられてるみたいなの…と耐えながら観続けたけど
結局ハンナめんどくさいメンヘラ女じゃん……
言わなきゃ伝わんないし
勝手にそれは地雷だとか被害妄想だとか
知らないわ…自分も散々ひとを生前傷付けて。
とにかく、個人的に何故評価高いのか……理解できない……

ハンナに同情する点どこもない。
酷くないよ…パーティーに行っちゃってるしコミュニケーションとれてるし引きこもるわけでもない。もっとぶっとんでんのかと思った。
(勝手に期待した私も悪いし、ひとのキャパがそれぞれなのはわかる。でもドラマみたいにすると万人が観るからこれを常識とかベースにして欲しくない。そこはドラマでもメインとして実はあるであろう"疑う"ことをして欲しい。)

皆悪いの当たり前。
傷付くし傷付けてる。
学生のいじめじゃなくてもただ生きてるだけで
社会に出てからだって身近に溢れてる。
学生時代にいじめを経験して、
いじめられてよかったと今なら思える。今だからだけど。
いじめは減らせても無くならない。人間が2人以上いる限り。宗教と似てるから。

気付きの作品なのかもしれないけど
もっとミステリー寄りにしたらよかったのにと思った。焦点がどうしてもいじめ。
もっと複雑にした方がいいし
現実はこれよりもっと酷い。甘い。
これで暗くなったり、気付いたりやっと出来てるひとはどんなに平穏な日々を平凡に送ってきたんだろう。

自分も誰かを傷付けてる、もっと言動に敏感であって欲しい。これが"映画"と"ドラマ"の違いかとわかった気がする。ドラマの方が日々に浸透しやすく映画は非日常、観ようとする力が無いと観ない。浸透はしにくい。
それを上手く使ったのかなと。その点は感心した。
ただ、ドラマや映画慣れしてるひとは感情移入せずにセパレートして観ること出来るかもしれないけど
テーマがテーマだけにあんまり偏った風にしないで欲しいな……

ブライスただのジャイアン………
皆腹立つわ…
自己責任。自己防衛。

あの時、私は文化に助けられた。映画や本、小説に。そこに世界を見い出せて
愛し愛された。

もしかしたらこの作品も、世界の誰かを助けるのかもしれない。
或A

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