このドラマが放送されたあと米国で自殺に関する検索率が上がったと聞いたがそこまで胸を打つもんがあったんだなあ。
話としては長くて途中飽きそうになった。
主人公がテープ聞くの遅すぎるしいちいち発狂してて正直イラッとくる場面多数。
主人公ぐらいはもうちょい感情移入できるキャラクターにしてほしかったかな。
些細な出来事でも塵も積もれば山となる。
思春期真っ盛りの女の子には一つ一つは小さな事でもダメージが残る。
それは凄く伝わって来た。
答えのないドラマだから評価が難しいがこれがリアルなアメリカの高校像ならあっちでは高評価なのは納得。
まあアメリカならもっと荒れ果てた学校あるだろうね。
治安の悪いエリア腐る程あるし。
学園生活が違いすぎて日本人が見てもあんまピンと来ないんじゃないかこのドラマ。
ヒロインに感情移入できる女の子は居るかもしれないけど。
まあでも高校時代とか中学時代なんかを思い返すとその学校の中と生活エリアが自分の世界の全てなんだよね。
大人になるとくだらない事だったなあと思うけど。
学生時代はほんとその世界しか知らないと言うか。
敢えてドラマティックな展開にしなかった事がこのドラマの良さかもね。
他人から見たらこんな事で自殺?って思う事でも本人からしたら一大事なわけで、そして現実でも自殺の理由なんて他人から見たら些細な出来事だったりもする。
何度も見たくなるようなドラマじゃなかったけど見応えはあった。
ただドラマとしてはやっぱり冗長だったかな。
「13の理由」だから仕方ないが8話ぐらいでちょうどいいかと。