真ん中らへん、主人公の男の子のウジウジ具合にもどかしさを感じたけれども、でも設定が本当に素晴らしいと思う。
自殺してしまった人を追いやった理由は、例えそれが遺書に書かれていたとしても、すぐに風化してしまうような気がする。結局は命を絶ってしまってこの世に「存在感」というものが消えたから。また、文字というのはどうしても聴覚に訴えないし、書いた人を想像するというワンステップが必要。
でも、肉声を残したならば。そしてそのテープを自分の死に関わった人たちに回して行ったならば。加害者はもっともっと被害者を想像し罪の意識を得るかもしれない。
小さなことにしろ大きなことにしろ加害者は、想像することすらできないだろう。それが被害者にとってどれだけ苦しくて辛い体験だったのか。
シーズン2が楽しみ!!