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13の理由 シーズン2のcompmuaのネタバレレビュー・内容・結末

13の理由 シーズン2(2018年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

続きを見る気力がないと言いながら、結局数日でシーズン2も一気見

裁判の中で明らかになるハンナの真実。自分の知らないハンナに苦悩するクレイ
これ、シーズン1と矛盾するとこないのかな?ないとしたら脚本家たち凄いな。
ハンナこんなことしてたの?
なら一方的な被害者じゃないのでは?と疑念を抱かせた上で、それでも彼女がされてきたこと、彼女の苦しみが見過ごされてきたことは決して許されることじゃないとする脚本が素晴らしい。
最初は被害者と思われて同情を集めるけど、後からわかった些細な事実で加害者以上に責められて、自業自得だと言われることが日本でも嫌になる程よくあるけど、きっとアメリカでもあるんだね

身近な人に自殺されて残された人達の苦悩が描かれるのが辛い
死んだ本人は楽になれるのかもしれないけれど、残された人はなぜ救えなかったのかと喪失に苦しみ、なぜ自分を残して死んだのかと怒る。
自殺は多くの人を不幸にする、誰も救われはしないと伝えるこのドラマは素晴らしいと思う

裁判は負けるし、ブライスのレイプもよくある展開でほぼお咎めなしな判決になるのがリアル

それぞれが自分に向き合い自分をさらけ出す勇気を持つことになる展開なのだけど、タイラーだけが闇落ちして悲惨な状況に。
タイラーが些細ないたずらから小動物の射殺と段階を踏んで銃乱射直前までいく過程が描かれるのが怖かった

ハンナ役のキャサリン・ラングフォードはどんどん美しくなって、フェリシティの青春でどんどん垢抜けて美しくなった若い頃のケリー・ラッセルみたいだなと思う
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