このレビューはネタバレを含みます
誰でも加害者になりうる、悪人と善人は紙一重というメッセージに強く共感するからこのドラマが好き。
そして自分の生き方というか振る舞いについてすごく反省させられる。
私もクレイやトニーみたいに自分自身よりも友達や大切な人のために行動できる人になりたい。
ブライスが死んだという予告や、後付けで発覚する数々の新事実は煽りと感じる部分もあるけどやっぱりこの脚本は面白すぎる。
アレックスの父親について、身内に関係者がいる事件の担当になることってあるのか？と思っていたけどそれが最後に効いてくるとはね…。
アニがすべてを知っているのはなぜなのか予想がつかなくて面白かった。
ずっとモンティのことが深堀りされてこなかったから、シーズン4でやっと彼のことをよく知ることができそうで安心。
ただの最低な奴で終わる人が一人でもいてほしくなかったから。
ハンナに代わって語り手として登場したアニに一番共感した。
いつも傍観者のような振る舞いで他人のことを分析してばかりなところに。
でも最後に彼女のアイディアにみんなが助けられた。
いつも母親に嘘をつく彼女が最後にみんなのためにつく嘘。
クレイの人間性はとても複雑だけどちゃんと一貫性があるのがすごい。
正義感があって頑固、教室では目立たない存在だけどいわゆるナードとも少し違う、人との距離感をある程度取るんだけど同時にありえないほど友達思い。
タイラー役のデヴィン・ドルイドの演技が好き。タイラーに関して泣けるシーンが多かった…。
写真本当に素敵だった。
短い会話が多いから聞き取りやすくてリスニングの練習になる。
