ガングリオン

パラノイド シーズン1のガングリオンのネタバレレビュー・内容・結末

パラノイド シーズン1(2016年製作のドラマ)
1.9

このレビューはネタバレを含みます

白昼堂々親子連れで賑わう公園で1人の母親が殺される。そこから思いもよらぬ製薬会社の闇に繋がっていくという面白そうなプロットですがつまらないです。

ストーリー自体は可もなく不可もなくですが登場人物たちが不快。パラノイアというタイトル通り病んだ人達が多く登場し捜査を掻き回していくのですがただ邪魔なだけで要素を上手く扱えていません。
刑事側のメロドラマに興味がなさ過ぎてそれも苦痛だった。刑事側までヒステリックなのは勘弁してほしい。更に精神的な問題は恋愛とセックスが解決するという対人性愛中心主義を押し付けてきますアウティングもするし。
少しでも魅力的な登場人物がいてくれたら良かったんですけど、事件の規模感に対して刑事達のキャラクターが釣り合ってなかった気がします。

治験によって世界中で多くの人が救われている(刑事の1人も薬を常習的に服用している)自分達は彼らの犠牲により支えられていると気付くことがこの事件の重要な点だと思うんだが、いい感じにまとめられることもなく…少し説教くさくても何か言って欲しかった…。
ラストもあれで解決したことになるのだろうか?黒幕は自分は掃除屋だと意味深な発言。もっと深い闇が隠れていそうなのですがs2は現在ありません。あったとしても見ないかも。