よかった…よかった…。ビル・ヘイダーのブラックコメディって聞いてたからもっとバカバカしい感じのドラマかと思った(普通に失礼)らめちゃくちゃ深くて暗くて重いドラマだった…。
とりあえずはやっぱり主演のビル・ヘイダーのカッコ良さ可愛さ哀愁おバカさを全部兼ね備えた最高すぎる演技！！！エミー賞とるくらい凄いです。特に車内でのクリスとのあのシーンの後に演劇部に行ってからのあの演技…。バリーがとにかく可哀想で、そこまでの事をしてやっと自分の演技が褒められるという皮肉的な描写にもなっていてうるっときてしまいしました…。コメディアンなイメージが強いビルが銃撃戦をするのはちょっとギャップがあって面白かったですが、7、8話を見るとそれすらも懐かしく思えてきてしまう()そして他人に命じられたことには反抗できないその性質も切ない！でも可愛い。そんなビルことバリーの周りを囲む人々もとにかくキャラが濃い。演技教師ジーン・クジノーだったりギャングのゴランだったりみんな大好きノホ〜〜〜ハンクだったりなんやかんやで憎めないフュークスだったり。この登場人物らのやりとりを聞いてるだけでもかなり面白いです。
また、一気にどん底へと落とす脚本もとても良かったです。どんだけ足掻いても業界から抜け出すことが出来ずに幸せを掴み取ることができないバリーの葛藤。自分の取り柄は”殺し”しかないのか。でも暖かく迎え入れてくれる演劇部の皆もいる。でも…。と葛藤していく内にどんどん悪い方向へと進んでいく。そしてある決断を下せなかったために起こる最悪な展開。6、7、8話はとにかく辛いです。特に7、8。バリーに感情移入しまくっちゃって、すごく心拍数が上がりました()しかも最後の最後まで怒涛の展開で、シーズン2どうすんの！？
あんまりドラマは見ない僕でも、1話30分×8話という短い時間で見れる作品だったので軽く見れました！”IT2”でめちゃくちゃに泣かされたビルヘイダーがまた数倍好きになりました。ありがとうビルヘイダー。ありがとうノホハンク。そして早くシーズン2配信しろ
