天

アンという名の少女 シーズン3の天のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

シーズン3見どころ紹介
https://youtu.be/HBuJuLOAh_Q

いよいよ最終章。
上の動画を見ると、シーズン1ではこんなに小さかったのかと驚くほどアンが成長したことが分かります。少女から女性へと、大人の階段昇る君はまだシンデレラさ( ー`ωー´)✨

1話…いよいよ16歳の誕生日を迎えて大人の女性の仲間入りが出来たアン。インディアン(ミクマク族)の女の子カクウェットと友達になるもマリラからは「危険だから付き合うな」などと言われ納得出来ない。

2話…メアリーの息子イライジャが、ギルバートの亡父の形見など金目の物を盗んで逃走。さすがに胸糞悪い( ・᷄-・᷅)

3話…セバスチャンの妻メアリーが病気になり、赤ちゃんの世話をするアン一家。「人生って何が幸いするか分からないね。もしあたしが孤児じゃなくてあちこちで子供の世話をした経験もなかったら、今この子の面倒を見ることは出来なかった」というアン。日本ではそれを「人間万事塞翁が馬」と言います。敗血症でメアリーは病死。バリー家の、イースター祭の綺麗な飾り付けがされた美しい庭で家族や友人達に看取られて亡くなるシーンは目から汁が(*꒦ິ⌓꒦ີ)

第4話…レイチェルは未亡人のステイシー先生に男性を娶せようとお節介を焼く。ミクマク族のカクウェットは「異教徒を正しい道へ導くため」の教育施設(教会)へ入ることになり辛い寄宿生活へ。ダイアナは足を挫いたフリをしてジェリー達家族の家でお泊まりするちょっとした冒険しようとするも両親が迎えに来て冒険は強制終了。

第5話…男女ペアで輪になってダンスを踊る練習をするが、手が触れただけで妊娠するかも!?とか、教養があって感情豊かな女性は不妊になるとかデマに惑わされ騒ぐアン達。しかしアンとギルバートが両想いミエミエなのにお互い「べっ、別にアンタなんか好きじゃないんだからねっ!」という態度なのが見てて恥ずかしい…(*ノノ)
ギルバートが亡くなったメアリーの追悼記事をアヴォンリー新聞に寄稿。アンがスコットランドに関する本を読んで、祭りをしようと女子達に提案。夜中に集まって白いワンピースに花冠、焚き火🔥を囲んでぐるぐる踊りながら回るシーンは「ミッドサマー」かと思いました:(´・ω・)ω・`):コワーイ

第6話…お祭りでギルバートが美女ウィニフレッドと腕を組んで歩いているのを見てフラれたと思い落ち込むアン。完璧に作れたと思った品評会用ケーキも、鼻風邪のせいでバニラエッセンスと湿布薬の取り違えに気付かず失敗に終わる。もう帰りたいと凹むアンにマリラが「視点を変えてみたら?」と言い、マシューと3人で熱気球に乗る。
ビリーはジョーシーに「婚約したんやからええやろ?(*థ౪థ)減るもんじゃなし」と人気の無いお祭り会場の外で無理やり迫り、拒絶されたのに友人達に見栄張って「オレ、もうキスしたぜ…向こうが待ちきれないって迫ってきてさぁ( ー`ωー´)✨」とウソぶっこいたため、ジョーシーはふしだらな女だと噂が回ってしまう。
ビリー死んでどうぞ(ꐦʘ言ʘ)

7話…アンは、ビリーがジョーシーに無理やりキスしたことや、それが噂になると女性だけがふしだらだと責められたりすることに不平等を感じて、学校新聞に「女性の権利について」の記事を勝手に印刷して教会で配布。そのことで却ってジョーシーを傷つけてしまう。毎度正義感の暴走機関車みたいな子で疲れます(;´=ω=) ダイアナはジェリーと良い感じに交際しているが、本「フランケンシュタイン」の感想を言い合っても教養の差を感じて、ジェリーには「あなたはハンサムな怪物ね」とキスを迫る。ビリー同様、相手に同等の関係は求めず今が楽しければ良いという態度。それがジェリーの口からアンにバレてしまいお互い絶交宣言。夜、学校評議員のメンバー達が学校から印刷機を盗み出し、葉巻のポイ捨てで学校を焼失させてしまう。

8話…焼け落ちた学校を見てショックを受ける生徒たち。それでもクイーン学院受験に向けて頑張る。ミクマク族のカクウェットは強制同化教育を行う教会から逃げ出し命からがら故郷へ。アンとダイアナが仲直り。ギルバートからついに好意を打ち明けられたがアンは自分も好きだと素直に言えず、ギルバートはアンを諦めウィニフレッドにプロポーズすることに決める。

9話…カクウェットはせっかく家に戻れたのに、銃を持った男達が村にやって来て止めようとした父親は腕を撃たれ、また元の教会へ連れ戻される。アンとマシューとカクウェットの両親が取り戻しに行くも「これは子どもたちのためにやっていることだ」と追い返される。アンは自分がギルバートを愛していることに気付き告白の手紙を書くが水に濡れたり机から床に落ちて踏まれたりして本人の目に触れず。

10話…最終回。わざとやってんのか?と思うほどタイミングや気持ちがすれ違うアンとギルバート。
しかし、
アン→ギルバートとようやく気持ちを伝え合いイチャイチャ。両親の形見の花言葉辞典もマシューとマリラが探して来てくれて自分のルーツも知れた。クイーン学院にも合格して幸せな新生活開始。
ダイアナ→クイーン学院に受かるも、当初は両親に花嫁学校へ行けと大反対される。しかし急展開でアンと共にクイーン学院へ行けることに。
ギルバート→プロポーズ寸前だった女性に「ごめん、やっぱ君と結婚無理」と無慈悲な告白するも相手が許してくれて、ようやくアンとラブラブに。更にクイーン学院からトロント大学へ急遽進路変更し、ステイシー先生の伝手で入学許可される。ミラクル過ぎるやろ…これがイケメン補正か。
セバスチャン→ソリの合わなかった母親とも和解、亡き妻メアリーの不良息子も更生して農場を手伝ってくれることになりギルバートが不在の穴埋めもバッチリ。

急いで主要キャラ達をハッピーエンドに収めた感がすごかったですが、マシューが亡くなるシーンを見ずに済んで良かった。
ミクマク族のカクウェットだけは両親の元に帰れたのかどうか描かれずモヤモヤしました(;´=ω=)
天