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シカゴ P.D. シーズン2のMIDORIのレビュー・感想・評価

シカゴ P.D. シーズン2(2014年製作のドラマ)
3.0
シーズン1は本当にFIREのオマケストーリーみたいなかんじで、ケイシーと対立してたボイトってこんな人だよ、アントニオってこんな仕事してるよ、というかんじでしたが、シーズン2はSVUとのコラボが増えたり、パトロール組のアトウォーターがガッツリ特捜班として仕事し始めたり、バージェス×ローマンのパトロール組がパトロール以上の能力を発揮し続けたり、面白かったです。ディック・ウルフ作品の特徴である、一度ディック・ウルフに気に入られると他の作品に出られるので、FIREで問題児チリ役を演じたドーラ・マディソンが今回アントニオの情報屋として全く別の役で登場したり、MEDのパイロットも兼ねていたシーズン2で、MEDにてドクターを演じるブライアン・ティーが極悪犯としてPDに登場していたり、おっ!と思うキャスティングがいくつかありました。

シーズン1では若干影薄めだったジェイの存在感が一気に濃くなったシーズン2。リンジーと付き合い始めたり、軍隊時代の仲間が技術担当として入ってきたり、MEDのパイロット版も兼ねて兄ウィルが後半登場したり、ジェイの話が多くなりました。

どう見ても悪徳警官にしか見えないボイトも実は優しいとか、パトロール組をこき使ってるトゥルーディにも普段見せない優しさがあったりいいですね。PDのほうではあまり描かれていませんが、FIREのほうではたまたま出会ったマウチとトゥルーディが付き合い始めたり、シカゴは全シリーズ見なくてはいけない(笑)

特捜班の紅一点であるリンジーはボイトという父親代わりの存在がいますが、実母が登場してからリンジーも実母側に傾いて、これまでのリンジーらしくない。実母のほうはリンジーと引き離したボイトを恨んでいて、とにかく厄介な存在です(このストーリーを見てると、やっぱりボイト良い人なんですよねー)。そんなリンジーはFBIから勧誘されてそのまま転職しますが、雰囲気が合わず、即特捜班へ逆戻り。違う職場になったことでジェイとも付き合い始めたものの、ボイトへの忠誠心から別れを選択。リアルに付き合ってたので、リンジー×ジェイのカップルは目の保養ですし、お似合いすぎます♡

逆にアントニオの話が減ったかな?という感じですが、FIREで亡くなったシェイの無念を晴らすためにモニカが登場。モニカってこんなに危険な目にあってたの!?とビックリ。Bad Copのボイトに対して、Good Copのアントニオがいるところが特捜班は良いですね、面白いです。

家族絡みで何かと荒れ気味だったオリンスキー。シーズン1の頃のルゼックに厳しかったあの姿はなんだったのだろうか感がありました。オリンスキーは完全にボイト側の人間なので特捜班のBad Copです。そんなオリンスキーの弟子ルゼックは急成長して、シーズン2では以前のような失態も減って、頼れる刑事に。恋人バージェスとも順調でルゼック×バージェスのカップルかわいいです。

モリーズに飲みに行って、ハーマンやオーチスが接客してるのもいいです。全シリーズ早く見たい!
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