とにかく名台詞のオンパレード。
理科教師だったうちの父親もハマって見てた。
生物行動学を教える大学講師の相河(髙橋一生)は、空気読めない・人の話聞かない・悪気なく失言するなど、職場でも変わり者扱い。でも大事なことは知っている人。
周囲の凝り固まった大人たちは、彼と触れあうことで、次第に人生で大切なことは何かに気付かされていく。常識や「空気を読むこと」に縛られた大人たち、あるいは学生たちの頭を柔らかくするためのヒントがつまった作品でした。
後半とか、ずっとあたたかい涙がこぼれてたな〜。本当に癒やされるし、出てくるキャラクターがみんな良い。
いつの間にか出世ばかりを考えるようになってしまった樫野木先生(要潤)の堅物キャラも良かったし、アリ博士の沼袋先生(児嶋一哉)も最高!2人のキャラ大好きになった。
一見、他人に興味がなくて壁作りまくってる沼袋先生が、相河先生にだけは心の扉を開いてる感じも好きだった。
それにしても、最終10話の髙橋一生のお芝居…。神がかってたな…。
要潤演じる樫野木先生から放たれた一言を受けたときの。
そのあとに自問自答をして出した結論、なぜその言葉に傷ついたかの回答も、泣けた。
戸田恵子の配役が豪華過ぎると思ってたけど、最後まで見て納得。榮倉奈々さんも、自然体の役で素晴らしかった〜。
小学校で、倫理や道徳の授業で題材に取り上げても良いなと思えるドラマだった。
続編がめちゃくちゃ見たい。