にゃん

SUITS/スーツ Season2のにゃんのネタバレレビュー・内容・結末

SUITS/スーツ Season2(2020年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

依頼人を法律で助けながら、そこにはファーム内でのイザコザが絡んでくる。
鈴木先生が甲斐先生を見て学んだ交渉術を最終話の蓮見への落とし所で屈指しているところが成長を感じられて良かった。
それにしても事務所内が安定してなさすぎてこんな事務所に依頼するの心配だわと思った。

甲斐先生と鈴木先生のコンビネーションが良いし、甲斐先生を慕う玉井さんも、玉井さんがミスをしても信用信頼している甲斐先生も素敵。蟹江先生のナルシストだけどどこか憎めないチャーミングなキャラも良かった。


「幸村・上杉法律事務所」で物語はスタート、しかし上杉先生は横領していた上にファーム内の弁護士と不倫をしそれが発覚、事務所から追い出される。
しかし内閣府の男女参画委員会の理事にも就任した財界の大物・蓮見昭雄(伊東四朗)が会長を務める『フォルサム食品』での、女性差別による不当解雇の敵側の弁護人として上杉と再会することとなる。
結果、鈴木が蓮見への誘導尋問により不当解雇を認めることとなり無事勝利。
ずっと事務所名に残していた上杉の名前であったが、最後は「幸村法律事務所」と名前を改めるのであった。




最終話↓
甲斐(織田裕二)やチカ(鈴木保奈美)は、宿敵である元代表の上杉(吉田鋼太郎)と再び戦うことになった。『フォルサム食品』を相手取った女性社員の昇進差別訴訟で『フォルサム』側の代理人弁護士だった真琴(新木優子)の父・聖澤敬一郎(竹中直人)が、この案件から降り、すべてを上杉に任せたのだ。
チカは、マスコミを集め、昇進差別の被害に遭った原告女性126人とともに『フォルサム食品』を相手にした集団訴訟を起こす
ことを大々的に発表。この訴訟は、原告だけでなく日本の全女性の尊厳を守り抜くための戦いだとアピールした。
そんな折、上杉が、原告代表の井口華子(安達祐実)へのヒアリングのため『幸村・上杉法律事務所』に乗り込んでくる。その席で上杉は、突然質問の本筋を変え「『幸村・上杉法律事務所』におけるシニアパートナーの男女比は?」と井口に問いかけた。無関係の質問をする上杉を非難する甲斐。すると上杉は
『幸村・上杉法律事務所』への訴訟と混同したとうそぶき「このファームを不当解雇で訴える」といっていきなり訴状を突きつける。かつて上杉との不倫関係が原因で『幸村・上杉法律事務所』を解雇された尾形万智子(松本若菜)が、ファームを訴えるというのだ。
甲斐は、尾形の不当解雇については和解で解決し『フォルサム食品』の訴訟に全力を注ぐべきだと主張した。だがチカは、それを拒否し、上杉を倒すよう甲斐に指示する。
甲斐(織田裕二)は、大輔(中島裕翔)とともに「フォルサム食品」訴訟の女性原告団126人を集めた説明会の会場へと向かった。だが、会場にはなぜか誰も来ていなかった。ファームに戻った甲斐に、チカ(鈴木保奈美)は、ロンドンを拠点とする世界3大ファームのひとつ「ダービー総合法律事務所」の力を借りるつもりであることを告げる。
ほどなく「ダービー総合法律事務所」から担当者がやってくる。
それは、代表のエドワード・ダービーではなく、甲斐のハーバードロースクールの後輩で、元恋人でもある綿貫紗江(観月ありさ)だった。甲斐は「ダービー」側が合併も視野に入れて協力を申し入れてきたことを見抜き、彼らの力を借りることに反対する。だが、その間も「フォルサム食品」側はメディアをコントロールし、世論を味方につけていた。そこで甲斐は、一緒にやるのは「フォルサム食品」訴訟のみ、という条件で、紗江と手を組むことにする。
甲斐は「フォルサム食品」の全国335部署の女性幹部数と昇進率を調査し、その中から甲斐があえて戦いに選んだのは、女性の昇進率が最も高く、勝ち目の少ない日本橋支局だった。だが、敵の裏をかこうとしたその狙いは「フォルサム食品」の代理人弁護士・上杉(吉田鋼太郎)に読まれていた。
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