Mayo

オザークへようこそ シーズン1のMayoのレビュー・感想・評価

3.5
爆発的に面白くなる展開があるわけじゃないんだけど、じわじわと見続けてしまった。このままシーズン3まで見る!

ジェイソン・ベイトマン演じるマーティとローラ・リニー演じるウェンディという、品があって子供を私立にいれてそう〜な夫婦がまさか資金洗浄に関わっているなんてっていう「ブレイキングバッド」的な面白さ。
そこに親の知らない行動をとる子供たち、逃げた先のオザーク湖で生きる地元民たち、追いかけるFBI捜査官のバックグラウンドまで絡んできて。

残酷すぎるし人も死ぬし、資金洗浄の世界怖すぎてなぜこの家族だけ生き延びるのか全然分からないんだけど、その安心感がなくなったら見ていけない。

毎回その回のキーとなるモチーフをOZARKの形に模したイラストがタイトルとして出てくるのもサスペンスちっくでぞくぞくする。

気になるキャスト。
オザークの地元の権力者みたいなおじさんの声が特徴的で、めちゃ怖い人なんだけどものすごくキャラがある感じに仕上がっている。
マーティの手下のようになるルース役のジュリア・ガーナーっていう女優さん、「モダン・ラブ」にも出ていてなんか小生意気な感じが苦手なんだけど、今回も小生意気だし品のない感じが絶妙。見ているとお父さんとの関係とか切ない気持ちになる。この役でエミー賞助演女優賞獲ったというだけある。
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