茶一郎

オザークへようこそ シーズン1の茶一郎のレビュー・感想・評価

4.6
 「お父さん、今日から麻薬組織の資金洗浄で食っていこうと思うんだ」系心理スリラー。
 同様のジャンルで言うとドラマの王様『ブレイキング・バッド』が思い浮かびますが、『オザークへようこそ』の舞台となるオザークは、『ブレイキング・バッド』のカラットした砂漠とは異なり土地に根付いた田舎の閉塞感と湿度が最悪(最高)!ドラマを一味違うものにします。
 何よりジェイソン・ベイトマンの粛々と、普通のサラリーマンの格好で資金洗浄していく姿がイイ!その粛々度を高めるベイトマンの肩幅の狭さと平凡すぎ無駄の無い顔立ちは、『ブレイキング・バッド』のブライアン・クランストンには無かったものです。
茶一郎

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