Shaw

オザークへようこそ: シーズン3のShawのレビュー・感想・評価

4.4
今までの非情なまでのリアリティが少し薄れる代わり、エモーショナルなシーンが増した今のところ最新シーズン。

正直サフディ兄弟の映画がチープに見えるくらい、やることなすこと全部裏目に出る新キャラのベン君の一挙手一投足に目が点状態。天皇の前で全裸になる方がまだマシ。

しかし彼をはじめとした脇役の使い方がわりとうまい。主人公らに感情移入させつつ、彼らがやっていることの異常さを度々指摘。いかに倫理的に崩壊しまくっているかということを幾度となく突いてくる。そのバランスが素晴らしい。

そしていつも通り、マーティは、普通の映画なら主人公が喚き散らしものに当たるところを、沈黙を貫き通す冷静さに魅力を感じてしまう。

最終シーズン期待しかない。
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